エホバの証人の厳しい教育#2
前回に続いてエホバの証人の体験談となります。前回は鞭という懲らしめかたがあったいう話でしたが、エホバの証人の変わった教育はまだあります。
エホバの証人は、エホバ以外の神を信仰してはいけなという教えがありますが、この教えが少しずれていて細かい物まで禁止されます。それが学校生活でも支障が出てきたりします。学校生活で支障が出るものを一覧にしてみました。
- 校歌を歌ってはいけない(学校崇拝になるため)
- 国旗掲揚を見てはいけない(国家崇拝になるため)
- クリスマスを祝ってはいけない(キリストが生まれた日では無いという解釈)
- 誕生日を祝ってはいけない(理由不明・長年の伝統的な感じ)
- エホバの証人以外の友達と仲良くしてはいけない(世の影響をうけるため)
- TVや漫画を見てはいけない(子供に戦いを教えたり。世の影響をうけるため)
学校ですごく浮いたことを記憶しています。なんで歌わないの?とか、なんで先生の言うことをきいて国旗を見ないの?とよく言われました。低学年の時はみんな気にしていませんでしたが上級生、中学生となると目立ってきて変な人という感じだったと思います。
地域や学校でのクリスマス会にはもちろん参加できませんし、両親への誕生日プレゼントの作成という授業も参加できず、算数ドリルをやっていました。どんなに根が明るくてもどんどん孤立して行きました。同学年にエホバの証人がいなかったのもきつかったです。行事の次の日に学校に行くと、みんなプレゼントに何をもらったとか、ケーキは何を食べたとか、話していてうらやましく聞いていました。行事の次の日には登校したくなかったです。
エホバの証人は、信者以外を世の人と呼んで、あまり接点を持たせようとしません。やっと友達になってくれた子も、世の人だから遊んではダメと叱られます。世の人と仲良くすると、サタンに誘惑されてエホバを信仰しなくなるからと言いますが、サタンの誘惑も何も学校で浮いてしまうような教えは、聞きたくないのが普通ではないでしょうか。
TVやコミック・ゲームも制限されます、戦いを子供に教えるので見てはいけないとの事です。小学校に入るまではNHKの教育番組と動物のドキュメンタリーのみ許可されていましたが、入学と当時に廃棄されてしまいました。TVが無くなったのを気づいた当日は、大声で泣いて近所にも響いていたそうです。それ以来、家での娯楽は昆虫や魚、恐竜などの図鑑とクッキングパパでした。(なぜかクッキングパパは許されましたw)家にいるのが嫌で公園や近くの山に面白しいことを探しに行ってました。
アニメの放送された翌日は学校のみんながアニメの話をしますが、ついていけませんし、仮面ライダーやヒーローなどもダメだったので変身ポーズなどがわからず、悪ふざけにもついていけませんでした。中学校では完全に孤立してしまいました。
もしエホバの証人に入信したいと考えている方は子供にエホバの教えを強制しないことをお勧めします。自分だけ学んで心の安らぎを得て頂きたいです。
このブログでは趣味以外にもエホバの証人に体験談を書いていこうと思っています。まだ文章は拙いですが読んで共感してもらえたら嬉しいです。